四旬節(レント)は、イエス・キリストの受難を覚えて、自分の歩みを見直し、悔い改めと祈りに時間を割き、身を慎み、キリストの足跡に想いを馳せる時とされています。特に、キリスト信者は、自分の不信仰と自分中心という私たち人間の罪のために、身代わりとなって十字架でその罪を償われ、死なれたキリストに深く感謝をささげます。2015年の「受難日」は、4月3日(金)です。教会ではこの受難日の夜に集まり、礼拝をささげます。
しかし、キリスト信者によって、それ以上に喜ばしいことは、十字架で死なれたキリストが、三日目に死人の中から「復活した」という驚くべき出来事です。キリストは、多くの人々の積年の願いである「死からの復活」をただ一人経験されました。こうして、死はもはや私たち人間のどうしようもない現実なのではなく、「死は永遠のいのちに至る門」となりました。これこそ、キリスト信者の「生ける希望」なのです。
「罪の支払う報酬は死です」と聖書にありますが、故意の殺人は死をもって償わねばなりません。しかし、キリストがその罪を身代わりとなって十字架で死んでくださったので、キリストを信じる者には、死はもはや力を持ちません。キリストが死からよみがえられたように、キリストを信じる者にもその復活がもたらされるのです。その希望を与えてくださったキリストを喜びと感謝をもって礼拝するのが、「復活祭(イースター)」です。今年は4月5日(日)に当たります。ともに復活を待ち望み、祝いましょう。どなたでもお出かけください。歓迎いたします。
<復活祭(イースター)特別礼拝>
日時:2015年4月5日(水)10:30〜12:00
場所: 沼南キリスト教会礼拝堂
礼拝後、愛餐会(昼食)でともに祝います。入場は無料です。